『かぜの予防について』

 朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。保育園ではRSウィルスの症状のお子さんが見られるようになりました。一日のうちの寒暖差が激しいと、かぜをひきやすくなります。これからやってくる本格的な冬に向けて、かぜに負けない丈夫な体作りを心がけましょう。

RSウイルス感染症とは 気管支炎とは
RSウイルスの飛沫感染によって起こる集団流行しやすい呼吸器系の感染症です。特に1歳未満の乳児がかかりやすく、気管支炎や肺炎を起こします。

<症状>
鼻水やせきなどの症状で始まり、呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーといった音が出ます。重症化すると危険な状態になることもあります。
早めに受診し、こじらせないようにすることがよいでしょう。
インフルエンザやかぜの炎症が、のどから気管支にまで進んだ状態です。

<症状>
熱が高くなり、痰がからんでゼロゼロという湿ったせきが長く続きます。長引くと症状が重くなり、呼吸困難に陥ることもあります。
水分を十分に与え、室内の乾燥を防ぎましょう。また、せきは痰を体外に出すために大切な反応なので、むやみに市販のせき止めを使うのは避けましょう。


健康な体作りが、かぜの予防に

せっけんで手を洗う がらがらうがい
3食しっかり食べる
早寝早起き


気温が下がり、空気が乾燥してくると、気をつけたいかぜ。うがいと手洗いが、かぜの予防の基本です。習慣づけるようにしましょう。また、規則正しい生活で、ウイルスを寄せつけない強い体を作ることも、大きなかぜ予防になります。ご家族みなさんで、気をつけていきましょう。


たのしいお正月をお迎え下さい
お正月は家に歳神様をお迎えし、祝う行事です。歳神とは1年の初めにやってきて、その年の作物が豊かに実るように、また、家族みんなが元気で暮らせる約束をしてくれる神様です。正月に門松やしめ飾り、鏡餅を飾ったりするのは、すべて歳神様を心から歓迎するための準備です。

1月は、天も地も人々もゆったりとなごみ、中睦まじく過ごす月(旧暦の呼び方で睦月)と呼ばれています。家族で新年を迎えられた喜びを分かち合い、新たな気持ちで1年を始めましょう

おせち料理には、無病息災、子孫繁栄などの願いが込められています。

「おせち」は「御節」と書き、「御節供」の略です。本来は正月料理および五節供などに用いる料理を意味していましたが、現在ではお正月に食べる習慣だけが残っています。昭和初期には昆布巻、ごまめ、ごぼう、人参、蓮根、くわいなど甘辛く煮た野菜類を「おせち」、重詰め料理のことをみな、「おせち料理」といっています。おせち料理は濃い目の味付けで料理されたものが多く、日持ちするので、お正月におせち料理を食べて料理をせずに済み、ゆっくり過ごせる、という考えもあるそうです。

黒豆まめ(健康)に暮らせるように

海老海老のように背中が曲がるまで長生きするように。

昆布よろこぶ

橙(だいだい)子孫が代々繁栄するように

伊達巻き華やかで、しゃれた形から巻き物に似せた形から、文学の発展を願う

錦たまご卵の白味と黄身の二色(おめでたく豪華な錦の語呂合わせ)

紅白なますお祝の水引を型取り、赤(人参)と白(大根)で縁起がよい。

蓮根蓮根の穴の開いた様子から、見通しが良い